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雑感


 2004.09.31
 帰国便はシャルル・ド・ゴール空港からロンドン・ヒースロー空港乗り継ぎという変則パターン。しかし、シャルル・ド・ゴールからヒースローへ飛ぶブリティッシュ・ミッドランド航空便の出発が遅れに遅れる事態に。空路で30分の行程なのに、出発が1時間遅れ。さらには、ヒースロー到着が遅れたことから着陸便の大渋滞にはまり、上空待機すること30分。当初の出発の2時間近く前から空港にいたことを考えると、ユーロスターならとっくにロンドンに着いているくらいの時間である。

 まぁ、乗り継ぎ便にも時間の余裕があり(こっちも遅れた)、最終的には問題にならなかったとは言うものの、あまり気分のいいものではない。あと、シャルル・ド・ゴール空港のターミナルビルも、屋根の事故による復旧工事が行われていて使い勝手がすごい悪い状態。空港としては、ヒースローの方が店は多いしおもしろかったですな。

 空港のセキュリティは、シャルル・ド・ゴールが一番厳しかった。ACアダプタやらヘッドフォンやらのコード類、さらにはHDDオーディオプレーヤーのバッテリーなど、怪しいものがいっぱい入っていることから、手荷物もすべて開けて検査された。成田じゃそんなことなかったけどねぇ。
 でも、最後にカウンターのおねえさんが、「ヴォン・ヴォヤージュ!」って言ってくれたのを聴いたときには、あぁフランスなんだなぁと思わぬ感慨にふけることとなった。こういう場面では「ハヴ・ア・ナイストリップ!」とかよりもすごくきれいな言葉だと思う。

 ということで、このエピソードを最後に旅行記をしめることとする。といっても、これを書いているのは12月末なので、どれだけの人がこれを書いたことを知っているかははなはだ疑問ではあるのだが(笑)

 2004.09.30
 さてさて、パリ3日目にして観光は最終日。
 スタートは、モンマルトルの丘から。ホテルの窓から見えているくらいなので、それほど遠いわけではない(とは言っても、ほとんど平坦な土地なので丘なんて目立つわけだが。)のでサクッとたどり着く。まだ観光客も少ない時間帯でみやげ物屋もあまり空いていないため、かえって静かに歩くことができた。
 丘を登ってサクレ・クール寺院へ。丘の途中から見た寺院はこんな感じ。青空に映えて白い寺院がきれいなことこの上なし。

サクレ・クール寺院

 この寺院は塔に登ることができるのだが、はっきりと案内が出ているわけではないので見落としがちかも。寺院を正面に見て左側の方に回り込むと、下に降りていく階段がある。この階段を降りて入口の扉を開けると券売機とゲートがあるので、勝手にチケットを買って入っていくことになる。当然のことながら、ここもエレベーターなんて無いので階段をひたすら歩くわけだが。

 ドーム下の展望フロアにたどり着くと、朝もやに霞むパリ市街が一望できる。 汗だくになっていた身体も、吹き抜けていく涼しい風で冷やされて落ち着いてきた。そういや、コイン式の双眼鏡が設置してあったような記憶があるな。

 もっと時間があれば丘の周辺を観光するところなのだが、今日はこの後にメインが控えているのでここで引き返すことにする。ちょっと郊外に出かけるので時間が必要なんだよね。
 ということで、ここからベルサイユ宮殿へ向かう。JTBの人にどうやっていくのが一番便利か訊いたら、「RERでしょう!」ということだったので行きはRERで行くことにする。ベルサイユまでそのまま行く路線(C5)があるのだが、C1・C3方面から行くには一度エッフェル塔駅(CHAMP DE MARS TOUR EIFFEL)で乗り換えなければならないのが要注意。
 車内は、もうほとんどがベルサイユ宮殿が目的の観光客のため、流しの芸人が結構乗っている。そうそう、イギリスじゃアコーディオンだったがパリじゃ多いのがバイオリンっすよ。お国柄が出ますな。地下道で演奏してる人もバイオリンやサックスといったあたりが多かったなぁ。

 RERの終着駅で降りるとみんなぞろぞろと歩いていくので、オレも同じ方向に。7〜8分程度歩いて左に曲がると、道の向こうに宮殿が見えてくる。いや、確かにでかいねこりゃ。人も多いけど(笑)。観光バス駐車場には何十台ものバスが止まっており、さすがパリ観光の目玉であることを認識させてくれる。

ベルサイユ宮殿全景

 そして、これだけの人がいるものだから入場ゲートと券売所は大混雑。入場ゲートが混むのは荷物をX線装置に通すからなんだけど、下手をするとゲート入ってチケット買うまでに1時間くらいかかってしまう。
 で、ここでこれを回避する方法を一つ(あくまでもこの時点での話だけど)。お金がもったいない人にはお勧めできないが、ゆっくり全部を見るつもりの人であれば、ゲートを入る前に券売所でパスポート(20ユーロ)を買うことができる。このパスポートを持っていると、通常の入場に使うAゲート(A1って表記だったかも)ではなく横入りのできるB2ゲートを使うことができる。ここはあまり利用する人がいないため、ほとんど待たずに入場可能だ。しかも、すでにチケットを持っているので中の券売所で待つ必要もない。入場券の説明看板のパスポートの説明に「Non que」って書かれているだけのことはある。
 とは言っても、これに気が付いたのはAゲートから中に入ってからだったので、30分くらいロスしてるんだけど(笑)。ぜひ観光ガイドブックにはこういったところをちゃんとサポートして欲しいなぁ。
 なお、パスポートは全ての箇所を見ることができるので、C2ゲートから入る内回り見学コース(CHAMBRE DU ROY)やトリアノン、庭園なども見る人は買って損はないと思うし、金をかけてでも待つのがどうしてもいやな人は利用するといいだろう。販売は午後2時までだが、それ以降にパスポートを買っても回りきれないしだいぶすいているはずだからいい判断かと思う。

ベルサイユ宮殿の国旗

ひるがえる三色旗に歴史の奥深さを感じるねぇ。仮にもブルボン朝の栄華の象徴だった宮殿に、今はこんな旗がはためているのだから…

 中の見どころなんかはガイドブック等を見てもらえればいろいろと書いてるので割愛。それにしても人多すぎ。鏡の間なんてこんな状況。

鏡の間

 これが、舞踏会が行われたりベルサイユ条約調印式の行われた場所だというのだからねぇ。

 で、建物の中だけで疲れてしまうのだが、ベルサイユ宮殿の見学はこれだけでは終わらない。庭園の見学を…って

ベルサイユ宮殿の庭園

 広すぎですよ!向こうまでどのくらいの距離があるですか?ガイドブックによれば運河の向こうまで1.5kmくらいですか?とても回りきれませんよ…

 ってことで、少し庭園を見ただけで退散することに。実際には小型連接バスのようなプティトランという乗り物やレンタサイクルもあるので全部歩いて回る必要はないのだけど、もう見ただけでお腹いっぱいって感じでございます。

 帰りは、ちょっと離れた(歩いて30分近くかかるのでだいぶ離れているとも言う)SNCFの駅まで行って、フランス国鉄を利用することにする。近郊線のため乗車券は地下鉄等と同じカルネだった。そして、サン・ラザール駅に到着。これで地下鉄・RER・SNCFと主要鉄道は利用したことに。



 夕暮れのシャンゼリゼ大通りに戻ってきて夕食を。通りに面したカフェ(というか同じ店がカフェやってたりブラッセリーやってたり、はたまた単なるテラス席だったりでよくわからん)のテラス席で、まだ明るいうちからとりあえずビール!(笑)。適当に店名につられて選んだ店だった(まだ時間が早くてあまり客が入ってなかった)が、料理の内容は文句なし。うんうん、フランスの地方料理がこういうところで食べられるというのはすごいことだねぇ。と白ワインでだいぶ酔った頭で思ったり。

 それにしても、ロンドンとは違ってこんな観光地のど真ん中でふらふらっと入っても旨いものが食えるってのはなんてことでしょう!そりゃそれなりの値段もするのだけど、どう考えてもロンドンで同じお金出してもこの味にはたどり着けん。現地係員の人が「客がそこそこ入ってる店に行けば、平均以上のものは食える。なぜなら、客の入らない店はすぐつぶれるからだ」と言ってたのだが、観光地でこの法則が生きているというところにフランスの食の深さを思い知るのであった。

 2004.09.28
 さて、パリ2日目はエッフェル塔からスタート。このちょっと後にストライキが発生して上に登れないなんて日が発生したのだが、この時は問題なし。

エッフェル塔

 実のところ、地上からは最大で4基のエレベーターが利用できる。最上層へ行くエレベーターは途中で乗り換えになるのであまり関係ないが、一番下のエレベーターは混み具合が全然違うので、急ぐ場合には一番すいているものを選ぶのがよい。観光客は、たいてい一番入り口に近いところを選ぶみたいだが、ちょっと奥に行けばすいてたりするからよく観察しよう。みんなが並ぶからと言ってそれが正解とは限らないのだ。
 せっかくなので、エレベーターを乗り継いで最上層まで行く。ここが、パリの中でも最も見晴らしのいいところの一つであることは間違いない。

パリ市内風景

 展望フロアから撮った写真だが、真ん中に見えているのが凱旋門である。こちらの方向には高層ビルがなく、パリらしい町並みが見てとれる。左1/5くらいのところに見える円柱っぽい高層ビルが、今回宿泊したホテル。

 続いて、ルーブル美術館へ。
 収蔵品の多さで美術館であるが、その規模の大きさでも有名である。とにかく、展示フロアの広さもばかでかくてたまらん。とにかく、有名どころだけでも押さえるべく巡回を開始。

ハムラビ法典
ハムラビ法典

モナ=リザ
言わずとしれた『モナ=リザ』

モナ=リザの周囲

 上の写真は、モナ=リザに群がる人々の様子。えぇもうみなさん人垣の上からいかにして写真を撮るかで精一杯ですよ。とてもゆっくり見てる余裕なんてありゃしませんがな。実は、この後ろの回廊には結構有名どころの絵が揃っているのだが、あまりにもこちらに注意が行きすぎて見るのを忘れる人が結構いる。急いでるとそれどころじゃないんだけどね。

 で、こんな風なことをやっていたら最後で時間が無くなってフェルメールの『レースを編む女』 を見ることができなかった。う〜ん、もったいない。

 この日の夜は、ロンドンからパリまでの行程で一緒になったオヤジさんと一つ星レストランで食事。なんでも、仕事でロンドンに用事があったのだが、ついでにユーロスターに乗りたくてツアーに参加したそうで。一人で参加した海外旅行で誰かと一緒に食事をするというのは初めての経験だが、料理も旨くて(フォアグラと鴨肉の組み合わせがよかったなぁ)楽しいひとときが過ごせた。旅行中にこれだけ日本語話すのもめずらしいことで。ビールやらおごってもらったりしてごちそうさまでした!

 ホテルのテレビで日本のニュースが見られることを知りつけていると、なにやら台風やら地震やら津波やらすごいことになっているような情報が。ま、遠く離れているので何もできないわけだが。

 2004.09.27
 少しさぼったら、9月中に終わらなそうな感じになってしまった。9月31日まで書かないとダメかな?

 パリへの移動はほぼ半日だったため、午後は多少の時間が空くことになった。もともとは休息日とする予定だったが、かなりあちこち見ることができそうだったので、観光に出かけることにした。
 ホテルは、いわゆる中心部からは外れているものの凱旋門に近い位置にあり、地下鉄の駅も近いことから移動には楽だった。正直、ロンドンのホテルとはランクが違ったね。眺めも朝食もホテルマンの対応も。
 まずは近場の凱旋門へ。当然のことながら入場券を買って上まで登る。エレベーターなどという近代的なものは当然ないので、ひたすら階段を上る(パリの近代以前の建築物は、当然のことながら全部歩いて登る)。汗をかきかき上まで行くと、凱旋門を中心に放射状にのびる大通りが一望でき、パリの都市計画の見事さを把握できる。昔ながらの建物群とシャンゼリゼ大通りの組み合わせ、あるいは新凱旋門と高層ビル群など、どういう配置になっているかがわかりやすい。エッフェル塔から見るよりもいいと思うね。

凱旋門
凱旋門の周りには観光客がいっぱい!

 続いて、コンコルド広場に移動。ばかでかいオベリスクを拝む。

オベリスク

 ここにこれがあるというのはなんか不思議である。まぁ、これも帝国主義時代の名残ということで。

 あまりの暑さに、露店でソフトクリームを調達。日本でさえ今夏食べなかったというのに、なぜに外国に来て食べているのかは謎。でも、暑いもんだから行列してみんな買ってましたわ。
 で、公園をぶらぶらと歩きながらセーヌ川へ。正直、川はあまりきれいとは言えない(ヨーロッパはみんなこんなものか?)し、観光遊覧船が頻繁に行き来していて風情ってものはあまり感じられないのだが、それでもこの街の一部として欠くことのできないものであることはわかった。

 ノートルダム大聖堂を見学して(タワーにも登ったが、なんかあちこち登り降りばかりしている印象)パリ1日目は終了。ただ、夕方6時にメシを食おうと思うとまだレストランとかやってないんだよねぇ。ある店では「7時からだから」と断られ(入店時間6時45分)たりしながら、結局チェーンのファミレスみたいなところで食べることができた。まぁ、食べられればいいんだけどさぁ…

日が沈むセーヌ川

 夕飯が終わってから、遊覧バスに乗車。もう夜の8時なんだけどまだ日が沈んでないので、そのまま帰るにはもったいないので、せっかくだからというわけで。ま、某旅行代理店のツアーのおまけで付いているのでタダとなれば、使わないのはもったいないし。

 日が沈んでからホテルへ帰投。エレベーターに乗ると、壁のスクリーンにWindowsのブルースクリーンが!まさか、エレベーターのコントローラーがWindowsで動いてるんじゃないだろうな?実際のところは、広告等の映像配信システムみたいだったけどね。

 2004.09.26
 誰かMr.PCと呼んでやれよ…

 2004.09.25
 久しぶりに更新要求ボタンを押してくれた人がいたわけだが、果たしてこれはカードネタに反応してくれたのか、それとも旅行記を早く書けという意味なのか…

 というわけで、パリ移動編第2回。

 ロンドン近郊は、いかにも都市らしいたたずまいを見せている(それでも、高層ビルって少ないよなぁ)が、郊外に出ればなだらかな丘陵地帯が広がっている。まぁ、大抵の場合は農地になっているのだが、牧場なども見かけるため高緯度地帯であることも実感する。
 そして一つ気が付いたのが、郊外になると電柱があるということ。よく知られていることだが、欧米ではいわゆる電柱や電線というものはほとんどない。地下埋設が基本なのである。当然のことながらロンドン市内には電柱の類は見あたらず、高層ビルが少ないこともあって広大な空を見ることができる。鉄道だって第三軌条集電方式で架線がないくらいなんだから(前々回の写真を見ればわかる)。あの昔ながらの外観をした建物群に電線は似合わない(これはパリも同じ)し、だからこそ街の風景がきれいに見える(足下にはゴミいっぱいだけど)。ところが、郊外になると1軒1軒の家が離れているせいか、電柱及び電線を見かけることがあった。やはり、コストの関係で使い分けているんだろうなぁ。
 そうそう、東京でロンドンやパリでよく使われているオープン式の2階建てバスを利用して観光させるなんて話があったが、あれやるには電線地中化の完了が前提になると思う。だって、2階の屋根のない状態ですぐ上を電線が通過したり、横を電線が走っているというのは怖いと思うよ。見通しも悪いし。

イギリスの農業地帯
車内から撮った風景

 そんなことを考えながら車窓の景色を楽しんでいると、短いトンネルや線路の分岐が連続するようになってきた。いよいよドーバー海峡突入と思われるので、ここでビュッフェに行くことにする。ま、トンネル通過している間って何もすることがないからね。

 1等車では食事が出るのだが、2等扱いのオレにはそんなものは出ないので、ビュッフェで軽く食事をすることにする。朝食がまともに食べられなかったので少し腹減ってたし。
 メニューを見てみると、簡単な朝食も食べられるみたいだが、サンドイッチを選択。飲み物はコーラで。電子レンジ等もあるようで、日本のJR特急や新幹線のようなビュッフェと同じような感じ。スタンド形式のため、車窓を眺めながらおいしくないサンドイッチをほおばる(高いのになぁ)。
 ビュッフェでは英ポンドとユーロの両方が使える。このあたり、さすが国際路線という感じ。そうそう、イギリスで普通コーラといえばペプシらしい。ヴァージンの中でもペプシだったし他の英系航空会社もそうだった。コカコーラなんて空港ぐらいでしか見なかったような気が。ついでに、老いも若きもコーラを飲む。日本で、老人の人がコカコーラをぐいぐい飲んでる姿なんて見ないと思うのだが、向こうじゃカフェで休憩している時にも、コーラをガンガン飲んでいる。オレンジジュースを頼んだら、周囲の人から奇異の目で見られた気がしたもんなぁ(ガキの飲み物ですか?)。

 貨物駅を通過したらドーバー海峡トンネルに突入。特にアナウンスとかもなかったと思う。味気ないっちゃ味気ないが、トワイライトエクスプレスみたいに青函トンネル入るたびにイベントやるってわけにもいかんだろうからね(笑)。だいたい20分くらい?でトンネルを通過し、欧州大陸上陸!各地への分岐を過ぎた後に広がる光景は、まさに大農業地帯!いやぁ、北海道の農業地帯の風景がもっとだだっ広く展開されていると思えばいいくらいか。そりゃあフランスが農業国といわれるはずですなぁ。でも、そのフランスでさえEU圏内で他の国に押されているという事実は、所詮日本は農業では太刀打ちできないということをあらためて認識させるものですわ。あんだけ畑ばっかり拡がってるってのもなかなか見れる景色じゃありません。そして、フランスだけにところどころで葡萄畑を見ることができる。イギリスではほとんど見なかっただけに、フランスらしさを感じる一つ。

 車内アナウンスが、イギリス国内では英語→フランス語の順番だったのが、フランス国内ではフランス語→英語に変化。ま、オレはどちらもよくわからんのであんまり関係ないが(笑)。んなことしているうちに、列車は終点のパリ北駅に到着。

パリ北駅ホーム
パリ北駅のホーム。左側が在来線。

 こちらも、線路自体は在来線と区切られている。出札は特にチェックもなくゲートを通るだけであった。

パリ北駅
全面屋根式ながらどこか開放感のあるホーム

 在来線側のホームは、ヨーロッパらしく改札口等は無し。購入した切符は自分で刻印器を通してそのまま乗車する形式なので、改札口はいらないってことで。こういう全面屋根式のホームは独特の雰囲気がありますな。思わず99番線を探したくなったり(笑)

 ということで、いよいよ次回からパリ編のスタート。最後にSNCF(フランス国鉄)のTGV車両をいくつか。

SNCF_TGV車両1
SNCF_TGV車両2

 2004.09.24
 ソフマップが業績下方修正ですって。今日、仕事から帰ってきたら玄関先に7箱もソフマップの段ボール箱が積んであったというのに、いったい何をやってるんですかねぇ。ってそりゃオレに対して言われるべきセリフか?

 ま、通販の支払いは原則としてカードを利用しているのは言うまでもないが、そのカードをJR東海窓口で初めて使ってみた。びっくりしたのは、カードの店側控え(サインする方ね)と利用者控えが磁気切符とおなじ紙で出力されること。確かに、カード読み取り機が端末に付いているからマルスと連動してはいるんだろうけど、よりによって磁気切符に出力しなくてもなぁ。これって磁気データ入ってるんだろうか(笑)。そうそう、裏面には当然のことながら「このきっぷに関する〜」という注意書きが入ってるのだけど、これって切符じゃねぇだろ?それにしても、磁気切符用紙にサインを書くのはなんか変な感じ。

 そのカードについて、今回の旅行代金の大部分をカード払いにしてあったため、次回の請求に載ってくるおそれがあった。ここ数日は締めをやっているらしく、
  「10月の確定金額は、集計中です。
申し訳ありませんが、もう少々震えて待てっ!」<((((;゜д゜)))ガクガクブルブル←(嘘)
となっていた。で、ついさっきいよいよ確定金額が公開!……こりゃ本気でガクブルですわ。旅行中に海外で使った分がほとんど請求に載っとる。というか、なんか7月から9月まで載ってるんですがどういうことよ!う〜ん、定期代はカードで先送りしたもののすぐに車検だしなぁ…。正直、甘く見てましたわ、うわ〜ん!

 2004.09.23
 では、いよいよパリ移動編。

 もともと、今回の旅行はロンドンへ行くことが目的であった。現在でこそその地位は低下したとはいえ、世界史にその輝ける名を残した国として、やはり一度見ておかねばならぬというのがその理由。なので、実のところフランス上陸ってのは考えていなかったのだ。
 しかし、よくよく考えればそうそうヨーロッパ旅行なんてできるもんじゃない。下手をすれば、二度と来れないって可能性もある。となれば、やはりユーロスターには乗っておかねばなるまいっ!

ウォータールー駅
ロンドン・ウォータールー駅。この線路がはるか欧州大陸までつながっている。

 てなわけで、ロンドンのウォータールー駅でユーロスターに
乗車。ウォータールー駅自体は在来線の駅も兼ねているのだが、ユーロスターは航空機の国際線と同様の扱いのため改札以降は完全に分離されている。なお、改札を入ったところでパスポートチェックがあったのだが、ここでイギリスの出国とフランスの入国がOKになるようだ。車内はもちろん、パリで下車した後もパスポートチェックはなかったので。

ウォータールー駅ホーム

 なお、現在もイギリス側は線路の改良等の工事が行われているそうで、いずれイギリス側の発着はこのウォータールー駅ではなくなるらしい。
 ホームで見ていると、荷物も少なく気軽に乗ってる人もいれば、スーツケースなどいくつかの大きな荷物を持った人などいかにも長距離旅行しますなどという人もいて、さすがにヨーロッパの鉄道という雰囲気が。

 今回、チケットは予約だけの状態で座席指定は発給されていなかったため、乗車前に窓口で乗車券を発給してもらったのだが、なぜか2等指定なのに1等客車の座席が発給された。1人指定であったことと座席に余裕があったためと推定されるが、このあたりは現地発給の利点だよなぁ。さすがに車内サービスは2等と同じだったが、座席が1人掛けで余裕があったのは楽であった。

ロンドン市内を進むユーロスター
ロンドン市内を進むユーロスター

 ロンドン近郊は既存の線路上を進むため、線形・路盤とも高速走行に耐えられようで結構ゆっくり走行している。下手をすれば、日本の普通列車の方が速いかも(笑)。ま、新幹線だって東京駅近郊はそんなに速く走れないのと一緒か。
 ユーロスターは、前後に大出力機関車を配置したプッシュプル形式で牽引されている。客車間には300km/h走行のためにアクティブダンパーなどが備えられており、快適な走行を維持している。実際、300km/h走行区間でもあまり激しい揺れは感じなかった。山陽新幹線で500系に乗っているよりも快適で、本当に300km/hで走っているのか疑問に感じるほどであった。

 郊外に出ると、多少増速して進行。そのうちアシュフォード駅に停車した。ここから乗車してくる人もいたねぇ。このあたりから新線建設済(路盤改良や線形改良かもしれんが)区間に入り300km/h走行に突入、一路ドーバー海峡トンネルを目指すことになる。

 2004.09.22
 すいません、今回も小ネタでしのぎますわ。

 その筋では有名な『赤の7号』というサイトがある。ま、誤解を恐れずに書いてしまえばオタWebサイトなのだが(見ればわかるか…)、ここの管理人さんが海外旅行に行くためにその間の更新を妹さんに任せたものだからさぁ大変。アクセス数がものすごいことに。

 ま、この妹さんがオタ兄に理解のある妹として知られていたということもあるのだが、昨年の夏にある事件でネット界隈をにぎわせていたものだから、余計に注目度がアップしたのであった。ま、その事件というのは当該サイトを見てもらえればわかる(ヒント:赤いメイド服。オレもこの時にこのサイトの存在を知った)のだが、この妹さんの書いてる内容が結構まじめで、また管理人である兄の書き方と似ているものだからあまり違和感がなくて(これがWeb執筆デビューだっていうんだからなぁ)読みやすいというのもアクセス数が多い理由かもしれん。
 今後は、兄妹でのコラボレーションによる更新も期待できるらしいので、継続してウオッチしていくつもり。しかし、20日付けから更新が滞っているのがちょっと気になるところ。

 たぶん、次回こそは旅行記を書くと思う。ロンドンのまとめはやっぱりやめてパリへの移動分になりそうな予感。

 2004.09.20
 こういう話は、やはり書いておかねばなるまい。
 まだ検討ということで確定ではないようだが、CDSではなくレーベルゲートを推し進めていたソニーがこんな展開を図るとは思わなかった。ソニーといえば、メモリースティック・ネットウォークマン・ATRAC3などの技術を使って自社製品への囲い込みを行うというのが近年の戦略であっただけに、そのDRM技術の一角を担うレーベルゲートを廃止するというのは全体戦略の見直しが必要になるほどのことではないだろうか。
 これは、iPodを初めとする1〜2.5インチHDDを使用したプレーヤーの普及により、CCCD採用CDがはじき飛ばされるという事態が起きてきたのだろう。シリコンオーディオプレーヤーの場合には、大容量メモリの搭載が難しいこともあり、曲単位やアルバム単位でのプレーヤーへの転送というのが普通である。しかしHDDオーディオプレーヤーの場合、容量が大きいだけにとてもアルバム単位では管理しきれず、自分で構築しているライブラリごと転送するという使い方になる。とすると、PC上で構築されているライブラリの中に曲が入っていなければHDDオーディオプレーヤーでは聴かれないわけで、PCに取り込めないCCCDは不利となる。
 もともとは、DRMも含めて自社製品で固めるつもりでいたソニー(VAIOにはそのためのソフトを積んできた)も、iPod等の予想を超えた普及速度にとても追いつけなかったということになるのだが、このあたりは、PC業界・家電業界・レコード業界がそれぞれに自分たちの好きなように動き、しかも各業界の中でさらに各メーカーがバラバラに動いて統一できないというのがまずいんだろうねぇ。
 で、この動きが今後どこへ向かっていくのかという話になるのだが、個人的にはiTunesを睨んでの話ではないかと思っている。現在は日本国内では提供されていないiTunesだが、いずれは…という話はずっと流れているし今年末なんて情報もあった。日本で提供されるiTunesが本当に魅力的なサービスになるのかどうかはわからないが、アメリカでの動向を見る限り各社は要注意事項と捉えているであろう。そして、iTunesに乗るにしろ降りるにしろあるいは対抗馬を作るにしろiPodの存在は無視できないとなれば、とても囲い込みなんてやってる場合じゃない。
 んなわけで、このCCCD廃止の動きは日本でも音楽のネット流通・ダウンロード販売が本格的に普及する前段なのかもしれん。

 おまけ

 こんなのを見たのだが、これを見て「このおかもちでPC作れないかなぁ」と考えたオレってバカですか?某雑誌の某連載あたりでやってくれんかのぅ(笑)

 旅行記はまたまたお休み。次回はパリ移動編のつもりであったが、先にロンドンのまとめを書くことにする。

 2004.09.19
 ついつい、DVD+R DLドライブを手配してしまった。DVD-R DLドライブが出るまでは買わないつもりだったのになぁ…

 さて、ロンドンの2日目はバッキンガム宮殿へ。この時期は衛兵交替が1日おきのため、これを見るためにはこの日を外せないということで。ついでに、夏の一般公開もやっているので、これに合わせてこちらも手配。一般公開についてはWeb上で予約が可能ため事前に申し込みをしておいたが、申し込みから見学日までの日数が短いため、チケットについては当日引き渡しとなった。

バッキンガム宮殿

 衛兵交替のほぼ1時間くらい前から、宮殿前には人が集まりはじめていた。ベストポジションは、正面正門脇(敷地内でのイベントや演奏も見ることができる)だと思うが、オレは正門向かいに陣取った。ま、終わってみれば大したことのないイベントではあるが、それでもホース・ガーズやら騎馬警察やらが揃っての行進があったりするので、やはりイギリスらしさを感じるイベントには違いない。なお、観覧に当たっては歩道の縁石が境界線となるため、一歩でも道路内に入っていると下がるように命じられる。下がる場所があればいいのだが、大抵の場合は後ろに人がいっぱいなので完全に回り込んで下がらなければならなくなるので注意。
 あと、交替終了後の行進はウェリントン・バラックスまで戻るのだが、この後、多少の整列とかいったことをやってから解散となるので、興味があると見に行くといいかもしれない。

衛兵の行進

 午後は、バッキンガム宮殿の内部へ。日本語オーディオガイドがあるので、それを利用してひととおり回ったが、それなりに時間がかかるもので。まぁ、英王室の歴史と今を感じるのにこれほどふさわしいところは無かろう。

 ここまででだいぶ時間を費やしてしまったのだが、どうしてもここだけは行っておかなければいけないという大英博物館へ。もちろん、お目当てはロゼッタストーンなわけだけど。エジプトでもフランスでもなくなぜかイギリスにあるということ自体が、世界史のひとつの流れを示しているわけで、考古学的価値と同時に近代世界史の生き証人という価値をも有するこの物体は、やはり拝んでおかねばいかんだろう。

 と、これで昼間の活動は終了。夜食は、イギリスの伝統的料理であるローストビーフを食べに。これについてはこの前書いたので割愛。

 次は、パリへ移動〜

 2004.09.18
 まだ公式発表がWeb上にあがっていないようなのだが(どこかにあったら教えて)、10月からゆうパックの制度が変更になるとのこと。

1 基本料金が重量制からサイズ制に変更
 宅配便のように長さ×幅×厚さによるサイズ区分(60〜170)で料金が決まる。ただし、重量制限は30kgの上限まで料金の違いはない模様。後述のゴルフ・スキー・空港の各小包は適用除外。
2 地帯区分の細分化
 同一都道府県内・支社ブロック別7地帯の計8区分に。
3 ゴルフ・スキー・空港の各小包郵便物を追加

4 割引制度の変更
 持込割引・同一宛先・複数口・往復(ゴルフ・スキー・空港のみ)の各割引制度を創設。持込割引は、料金着払も対象。それぞれの詳細は省略。
5 ゆうパックカード・シールの廃止
 シールの配布のみ1年間継続
6 小包ラベル・シール等の仕様変更、損害賠償額の30万円への拡大

 割引額等は教えてもらえなかったので詳細は公式発表を待つ必要があるが、宅配便との競争力向上を図っての制度変更であろう。しかし、ゆうパックシールによる割引が廃止になるのは痛いなぁ。これまで、シールがあるからゆうパック優先で利用してきたが、これからは細かい料金比較をしないといけないようで。
 あと、同一宛先割引にからんで、1年間に同じ宛先に差し出す人は、今持っている控えも捨てないようにとのアドバイスをもらった。どうやら、すでに送った分の控えも有効なようなので、注意が必要かと。オレはこの前捨てたばかりなんだけどなぁ。

 ということで、今回は臨時情報を掲載。次回で旅行記の続きを。

 2004.09.17
  本日から秋マックスタート!ということで、月見バーガー・チーズ月見バーガーの販売が始まった。これってレギュラーメニュー入りして欲しいとずっと思ってるんだけどなぁ。チキンフィレなんかじゃなくてさぁ。

 さて、ロンドン2日目に移る前に、ロンドンの食事について。
 今回は、全体を通して朝食はホテルで、昼食は食べないかカフェでサンドイッチを食べるとか屋台でクレープ食べるとかとても軽く、そして夕食をどこかしっかりしたところでというのが傾向であった。したがって、食事の回数としてはそれほど多くないので、ごく一部だけを見て「木を見て森を見ていない」状態なのだが、ロンドンに住んだことのある人の証言や、ツアーの現地係員、旅行で一緒になった人の証言などを踏まえると、そうそう外しているとも思えないのでそんな程度ってことで。

 まず、よく「ロンドンの食事はまずい」という話をよく聞く。じゃあ、今回行ってみてこの点についてどう感じたかといえば、うまいかまずいか二択だといわれれば、そりゃまずい(笑)。ただ、これは日本人から見ての評価であって、たぶん向こうの人の評価とは違うのだと思う。
 現地在住の人(日本人)に、「どこかおいしい店はないか?」と尋ねたところ、「それは難しいですねぇ」と言った後に、「ここのパブは賞を取ったこともあって評価されているし、実際食べてみてもフィッシュ&チップスもからっと揚がってたしいいんじゃないですかね?その分、値段もそれなりですけど」って回答だった。要するに、極端なことを言えば、こちらでは味付けってのは評価の対象外であって、調理技術の善し悪しが評価のほとんどを占めてしまうということなのだ。
 実際、このパブに行ってビール飲みながらフィッシュ&チップスを食べてみたが、確かにからっと揚がっていてサクサクしていた。しかし、下味とか隠し味という概念がないようで、出てきたものには味付けがされていないので、自分で塩やらコショウやらをたくさんかけて味を付けて食べるというのが、現地の人にとっては普通のようであった。店内見てても、何か出てくるたびに、みんな塩を大量に振りかけていたしね(笑)
 だいたい、マックでさえ紙ナプキンやらストローと並んで塩やらコショウやらが好きなだけ取れるようになっているというのは、もはや根本的に考え方が違うとしか思えなかった。

 あと、ガイドブックに載っているような有名な店でも比較的傾向は同じらしい。"チャーチルが通った"とかいう有名な某店(どのガイドブック見ても高級店として載ってる)も、前述の現地の人に言わせれば「大したことはない」(というか、おいしくないと言ってた)らしいので。その人がお勧めの別の店でローストビーフを食べたのだが、そのレベルでようやく普通。味についてのみ値段を考えると「う〜ん」といったところ(サービス・雰囲気まで含めてのコストパフォーマンスは別)。正直、日本で鎌倉山のローストビーフを食った方がおいしいと思うね。ただ、現地係員も言っていたが、ローストビーフに添えるホースラディッシュは確かにうまい。これは、さすがに本場だなと思った数少ない例であった。

 じゃあ、イギリス人は薄味が好みなのかというとそういうわけではない。前述のように、出てきたものには大量の塩をかけていたし、ホテルの朝食で出されていたイングリッシュ・ブレックファーストメニューで言えば、バックベーコンなんてかなり塩味が濃かった(ベーコンの由来を考えれば当然ですな)。また、ローストビーフを食べた時に一緒に頼んだエビのスープは、エビのうまみを凝縮したかなり濃いめの味を出していた(たぶん、エビみそまで入れてうまみを出しており、これはすごく旨かった)。
 ということなので、味付けは料理を出された時点で食べる人が自分の好みで適当にする。ってのが常識ってことなんでしょう。

 今回は食べる機会はなかったのだけど、いわゆるモダンブリティッシュといわれる分野だと、フランス料理やイタリア料理などの手法を取り入れているので、ここに書いた傾向とはまた別じゃないかと思う。
 あと、これだけは書いておきたい。ちょっと前に新聞記事にも出てたと思うのだが、イギリスのサンドイッチはまずい。サンドイッチ発祥の地としてはどうかと思うのだが、全体的にパンがぱさぱさしていて、日本人が好むようなしっとりした感じがないため、日本人には合わないと思う。実のところ、イギリス人もそう感じているというのが笑えるところではあるのだが、このあたりはパンに対する意識の違い(ライ麦パンとかの捉え方)もあるので、やむを得ないかとも。

 次回は、ロンドンの2日目について書く予定。

 2004.09.16
 すみや本店ソフト館の地階が模様替えが終わって、営業を再開。配置が変わったから新譜のある位置がよく分からん。

 さて、ロンドンでとりあえず行かねばいかんところは、やはりトラファルガー広場。かのネルソン提督に敬意を表さねばならん。そして、そこから歩いて国会議事堂及びビッグベン方面へ。途中でホース・ガーズの騎馬衛兵を写真に収めつつ歩く。
ホース・ガーズ
 夏期に国会議事堂の公開をやっていることを現場で知ったのだが、いかんせん準備不足なのと時間がないので外部から眺めるだけで終了。そのままウエストミンスター・アヴェイ(ウエストミンスター寺院。むこうじゃアヴィーと読むらしい)へ。
 実のところ、ロンドンで最も見たかったところがここだったり。というのも、その昔に紋章に関する本を読んだ時に、英王室とウエストミンスター寺院の関係について知識を仕入れたので、それ以来ずっと興味を持っていたわけで。今回、ようやくその知識が視覚と一致することになったわけ。ちなみに、そんなどうでもいいような本を読んだのは高校時代に違いないので、もうかれこれ十何年も昔の話なのだが…。ついでに、こういうどうでもいい本は高校時代にほとんどを読んでいる。勉強もせずにそんなことしてるから、学校の成績が上がらないし浪人する羽目になるわけで。『下山事件全記録』も高校時代に読んだどうでもいい本の一冊というのは余談のまた余談。

 ウエストミンスター寺院で2時間も費やしてしまったため、その後のスケジュールが詰まってしまって駆け足に。ロンドン塔、タワーブリッジ、ロンドン橋と見て回ったが、ロンドン塔にも王室近衛兵がいるのを見てちょっと驚き。ここにある王冠とかの宝石類の警護に当たっているんでしょうな。しかし、一人しかいないのでちょっと寂しそう(笑)

 タワーブリッジからロンドン橋まで歩いている途中で、解禁になったばかりのカキの販売・試食会みたいなものをやっていて、思わず欲しくなってしまったのだが、いかんせん旅行中の身。カキに当たって動けなくなったらしゃれにならんので、泣く泣く断念。白ワイン飲みながらカキ食ってるのうまそうだったんだけどなぁ。ちなみに、真っ昼間ですが、皆さんワイン飲んでますよ。

 次回は、ロンドンの食事について書きたいと思う。

 2004.09.14
 ようやく、すみや本店ソフト館が販売フロアの模様替えを開始。新聞報道でも出ていた中古フロアが3階に新設されるとのこと。3階のアニメ・キッズ関連は地下へ移動だそうで。

 さて、ロンドンに無事到着したのだが、妙に気温が高い気がする。去年は確かに西欧は猛暑だったのだが、今年はそんな話は聞いていないのになぁ…と思っていたら、9月になった途端に晴天になって気温が高くなったらしい。全く困ったものだ。ま、雨よりはいいのだけど。
 ホテルに到着した時点ですでに夕方のため、1日目の敢行等は無し。近所のスーパーを探し出して、ミネラルウォーターの買い出し等をする。スーパーの店頭ではマンゴーやらパパイヤやらパイナップルなど、トロピカルフルーツが妙に種類が多く揃っていたのが新鮮だった。あと、普通にパックのにぎり寿司が売られているのを発見。こちらでは寿司が日常の光景になっているというのを知って、ちょっとショックを受けた。ま、そのスーパーの中でも鮮魚売り場があるぐらいなので不思議ではないのかもしれないけど。
 夕飯は、そのスーパーで買ったパン(クロワッサンともう一つ)、いちごタルト、アップルパイで済ませた。タルトもパイも普通の味だったが、値段はちょっと高かったなぁ。
 ホテルは、それなりのランクのところを選んでいるのだが、全体としては合格点には届かないかな?どうもロンドンのホテルは評価しにくい(評価が低くなる)傾向があるように感じる。まぁ、基本的には寝るだけだからいいんだけど。
 本格的な活動は翌日からスタートということで。

 2004.09.13
 ヴァージンアトランティックは噂に聞いていたとおり機内サービスがよいですな。一番ビックリしたのはエコノミーなのに座席についてる液晶モニタが10インチクラス(たぶん)のものと結構でかいこと。これだけサイズがあると字幕付き映画を見ても何の問題もないですな。あと、機内スタッフも日本人率が高い。ここまで日本語で不自由しない外国系航空会社というのもすごいかと。機内食も選択枝がそこそこ多く、また味も結構いい。ふむ、そりゃみなさん勧めるわけですなぁ。

 といっても、実際には乗ってる間の半分は眠っているし、所詮はエコノミーなので身体の節々が痛くなるのも避けられず。それでも「あぁ、これがヴァージンの機内なのね」という思いは充分感じることができた。

 そして、飛行機はほぼ定刻通りにロンドン・ヒースロー空港に到着。

 2004.09.12
 ようやく落ち着いたので、今回の旅行記なぞ。特に、ガイドブックや他のWebサイトに載ってる旅行記で不足していることなどを中心に記載しておくので、参考にする人は参考に。ただし、あくまでもこの時点での話なので、2005年以降などは状況が変わっているはずなので注意のこと。

 出発日は、2004年9月2日であった。ただし、航空便が11時発のヴァージンアトランティックだったため、余裕を見て成田に前泊。旅の窓口で『コンフォートホテル成田』を手配することに。決め手は、新築ということと全館無線LAN導入ってことで、ネットつなぐのに便利そうだったから。無線LANは、メルコ(バッファロー)のFREESPOTが各階ごとに導入されており、ESS-ID等の設定情報は部屋に備え付けられてあった。感度は問題なく、シグマリオンIIIで正常にリンクすることができた。下手に成田空港近くのホテルに泊まった場合など、PHSどころか携帯ですら圏内ギリギリということがあるので、こういう宿は貴重である(去年はこれで苦労した)。
 なお、公式には京成成田駅から徒歩2分となっているが、これはたぶん東口地下通路出口からなので、改札からだと倍以上の時間は見ておいた方がいいと思う。特に、スーツケースを持っている場合にはキツイので。京成成田駅と、コンフォートホテル成田との地盤高がかなりあるため、その上下移動分は考慮する必要がある。
 ホテルの近隣にはヤマザキデイリーストアがあるので、簡単なものはそこで調達可能。ちょっと歩く気になれば、スーパーやジャスコがあるので物資調達は可能である。朝食は無料サービスということであったが、簡単にパン・おにぎり・サラダ等で済ませるつもりなら充分である。しっかり食べたいという人には物足りないかも。
 しかし、コンフォートホテルって世界的に展開してるんですな。ロンドンでも見かけたぞ。

 次回は、いよいよ国外脱出編へ。

 2004.09.10
 ユーロスター
ユーロスター

 2004.09.09
 女性騎馬警官。超かっこいい!オレの隣でも、一眼レフ構えた人がばしばし撮ってたぞ。
女性騎馬警官

 なんか、いろいろとおかしかったので修正。

 2004.09.08
 今夜の窓からの風景。明るくても夜です。 窓からの風景2

 2004.09.06
 ようやく、ネットにつなげることができた。モデムも回線も目の前にありながら、ネットにつなげないという状態が来ようとは…。
 まだしばらくは、メールの処理に費やされそうなので、復活は今週末ということで。

 とりあえず、今朝の窓からの風景。 窓からの風景

 2004.09.01
 ハリーポッター最新巻の発売ということで、東京などでは早朝販売が行われたようだが、静岡でも朝から店頭で販売していた書店があった。
 午前8時頃の通勤・通学客相手ということで、谷島屋本店と江崎書店が路上に机を出して販売を行っていた。戸田書店静岡本店は1階では確認できなかったが、シャッターは開いていたので地下でやっていたかもしれん。
 それにしても、そこまでして読まねばならないものなのか…


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