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WindowsMe(Millenium edition)の導入


 Windows2000の発売からまだそれほど経っていないのだが、新しいWindowsが出ると聞いてはThinkPadに入れないわけにはいくまい!
 ってことで、9月22日に発売されたWindowsMe期間限定特別パッケージ版をインストールしてみた。

 なお、もちろんIBMではThinkPad535へWindowsMeをインストールすることは保証していないので、一切の問い合わせはできないことをあらかじめ了解しておくべきである。
※注意! 以下に記載することは、メーカーサポートを一切受けられない事項です。
 WindowsMeは、Windows95から始まった一連のコンシューマ向けOSの最終形態として位置づけられている。そのため、Windows98(SE)の完成版といった感じであり、システムの大きな変更は行われていない。だから、ハードウェアとしては、Windows98が動作しているマシンであれば、おおむね問題なく動作するのではないかという推測が成り立つのである。
 それなら、Windows98が動いていたThinkPad535だって、WindowsMeが動いたっておかしくない!といった、根拠のない根拠に基づきインストールを行ったわけである。

 さて、WindowsMeの導入に当たって最大の障壁になるのが、その動作環境である。パッケージにも明示されているが、CPUとしてPentium/150MHz以上を搭載していることという条件があるのだ。メモリやHDDなどはクリアできるのだが、CPUだけはいかんともしがたい。しかも、雑誌情報によれば、インストール時にハードウェアチェックをしていて、CPUが条件に満たないとインストールが中断するというのである。
 こりゃあやっかいな話なのだが、これをパスする手段もある(セットアップオプションによる)ということなので、とりあえずそのチェックメッセージを見るまで進めようと思ってインストールを始めたのだが、あっさりとチェックをクリアしてしまった。
 そう、私のマシンはクロックアップにより150MHz動作しているため、チェックにひっかからなかったらしいのだ。ようするに、チェッカはCPUの実際の動作スピードを測って、チェックしているってことだ。

 実のところ、WindowsMeのインストールに当たってトラブルを起こしたところは一つもなかった。時間こそ1時間程度かかったものの、途中で止まったりとかエラーメッセージがでたりということは皆無。あっけなく終わってしまったのであった。
 なお、インストールの手順はWindows98と全く同じである。CD-ROMからセットアップを実行するだけで、同じような手順で進む。途中までは画面表示すら同じなくらい(笑)

 ちなみに、CD-ROMはSCSIの6倍速だが、アイ・オー・データのCBSCIIというSCSIカードを16bitモードで動作させてつないでいる。このCBSCIIというカードは、Windows2000にも対応しているのだが、サポートソフトのアップデートによりWindowsMeにも対応している。しかもこのドライバは、DOS上でカードを認識させるのにPCカードスロットのサービスソフトが必要ないので、とても便利である。
 ThinkPad535では、PCカードで接続したCD-ROMドライブからセットアップすることが多いかと思うが、一部のPCカードではDOSからのインストール(ようするにクリーンインストールですな)をサポートしていないものもあるので注意が必要である。

 インストール後の様子を見てみると、HDDのドライバはデフォルトで標準バスマスタドライバが導入され、DMA転送が可能である。ディスプレイドライバは、初期設定から800×600の16bitモードでセットアップされている。これは、インストール後の最初の起動時に、Movieが流れる仕様になっているので、それにあわせてということだろう。
 ユーザーインターフェースは、アイコンやメニュー階層がWindows2000と統一化された。ごみ箱も四角いヤツから楕円のヤツにかわっているぞ。終了メニューもWin95/98のラジオボタン式からWin2000のリスト方式に変更されている。
 コントロールパネルは、初期設定ではシステムの変更を伴うようなものに関するアイコンは表示されないようになっており、すべてを表示する設定にすると、従来と同じようなアイコンがすべて表示されるようになっている

 それからもう一つ驚いたのが、初期セットアップ時にはアクティブデスクトップが表示されないようになっているのだ。Win98ではインストール後にみんなが真っ先に消していたあいつが、画面上に現れないのだから実に見通しがよい。やっぱりこうでなくっちゃね。
 そのかわり、Media Playerのアイコンがデスクトップに常駐するようになっている。こいつはちょっと邪魔かな?

 とりあえず、インストールだけしてあんまりいじってないのだが、パーソナルユースで使うOSとしてはなかなかできはいいのではないかと思う。ま、Win98SEから乗り換えるのはどうかと思うが、Win95/98からのアップグレードならやるだけの意味はあるんじゃないだろうか?
 少なくとも、ThinkPad535で使う場合には、Windows2000よりはこっちの方が使いやすい。動作速度もWin98とほとんどかわらない感じだし。

※注意!!
 ThinkPad535に搭載されているDSPチップ、MWAVE用のドライバが発表されていません。したがって、MWAVEを使用したモデムやサウンドの機能は使えませんのでご注意ください。ThinkPad535-EF8は、MWAVEではなく汎用のオーディオチップを積んでいるため、WindowsMeの標準ドライバでサウンドがなります

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