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PC-9801FS資料写真

 PC-9801Dシリーズの後を受けてフルモデルチェンジしたのが、PC-9801FA/FS/FXのシリーズである。最上位機種であるFAはi486搭載マシンとなり、最下位のFXはDXまでの80286からi386SXへとランクアップした中で、FSはDSまでと同じくi386SXのままという中途半端な位置にとどまるマシンとなった。i486への移行期ということで、i386DX搭載マシンがないというあたりがその微妙さを示しているのかも。

CPU周辺

 CPUにはQFPパッケージのi386SX/20MHzが使われている。左側の茶色いソケットは、数値演算コプロセッサ用ソケットである。CPUクロック及びシステムクロックの生成が、右下のオシレータ2個で行われていると思われる。

CPU部拡大

 CPUの周辺スペースには余裕があり、また各Pinのランドが引き出されていることから、CyrixのCx486SLCへの貼り替えも行いやすいかと思う。CPUリビジョンさえ合えば、上からかぶせるタイプのCPUアクセラレータの使用も問題ないだろう。

オシレータ部拡大

 2個あるオシレータのうち、右側のものがCPUクロック生成用だろう。左側がシステムクロック用だとすれば、CPUクロックだけクロックアップさせることが可能なように思える。


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