WANI3のはんだづけ日誌


 ここは、わたしWANI3が、はんだこてを握って行った作業や機器の分解を、克明(?)に記録していくところです。
 できるだけ技術的なことも記載していくつもりですが、間違いなどがあったらツッコミを入れてください(笑)。

98年版へ
 1999.10.29〜31
 あいかわらず、ThinkPad535用のバッテリパックの製作を続けている。
 予定していた工程はすべて終了したのだが、一部動作がおかしいというか想定していた動作をしていないようだ。うぅん、まだまだ公開するまでの先は長いなぁ。

 ところで、次はNiCd用充電器でも作ろうかなんて考え始めた。まだバッテリパックもできてないのにねぇ(^^;)

 1999.10.23〜25
 アキバで部品を購入してきたので、ThinkPad535用バッテリパックの製作にはいる。

 最初は、バッテリの取り付けスペースやTR用の放熱器加工、コネクタの取り付けなど機械工作からとりかかり疲れ果てる(笑)。これだけで初日のほとんどが過ぎてしまった。

 24日には電子部品の取付をメインに作業を行う。どんなものができたかは別ページ(ThinkPad535活用講座)にて公開予定なので、それを待ってほしい。
 25日には全体を仮組立して動作状況を確認する。

 あぁ、そういえば23日にはニッカド/ニッケル水素充電池の製作も行っていたのだった。これは、秋月電子通商で販売しているセミキットとでも言うべきものだが、市販の充電器並の高性能充電器ということで、現在使っているものとリプレースするために作ったのだ。
 ちなみに、作業内容は電池ボックスの接着とケーブルの配線。ACアダプタのDCプラグ取替といったことしかない。
充電器

 1999.10.07
 ThinkPad535のバッテリパックに内蔵されている制御基板を調べるため、一部の部品を取り外す。パターンがICの下を走ったりしているのを確認するためだ。
 その後、いくつか実験を繰り返してDCアダプタ使用時とバッテリ使用時の本体側挙動を確認する。でも、これ以上は新しいバッテリパックが来ないと解析が進まないかも。
 どうも考えていたより バッテリ制御が甘いような…(^^;)

 1999.10.03
 久しぶりにこてを持つ気になった。
 それというのも、新しいネタを思いついた…というよりも必要に迫られてっていう方が正しいが。

 今日は、まずは試験用ケーブルの製作から。テスタ用ケーブルの片端にワニグチクリップを、もう片方にはバナナプラグをつないだケーブルを2本こしらえた。
 これは、実験用安定化電源から対象物への電源供給用に使うものである。

 何をするのかといえば、ThinkPad535のバッテリパックを作ってしまおうかと思って。せっかくガワが残っているんでね。はんだこてに火を入れたついでに、バッテリパックのコネクタ部分を外してしまった。これを使って、当面は基礎実験を行うことにする。

 1999.08.20〜21
 ほぼ3ヶ月ぶりかぁ…キットとか転がってるんだけど、作る気が起きないんだよなぁ。

 それはさておき、今回はThinkPad535用に作ったACアダプタのトラブルだ。DCコネクタ部分が接触不良となりうまく電源が供給できなくなったのだ。
 ばらしてみると、かしめ部分がかなり破壊されており、日頃の抜き差しで傷んでしまい言ってみれば寿命が来た感じのようだ。そこで、新しいコネクタと取り替えたのだが、また同じ症状が発生する可能性があるので、その時には樹脂モールド型のコネクタに交換する予定である。

 1999.05.24
 ラジオの復旧作業を行う。全く同じ口径のスピーカーなので、特に作業上の問題はなし。ただ、極性がどのようにつながっていたか忘れてしまったので、カンでつけてしまった。通常は問題ないのでいいでしょ。
 普段はあまりやらないのだけど、もともとついていたスピーカーのフレームが−側端子とショートされていたので、今回のものも同じような処理を施した。ただ、パワーのあるはんだごてが手元にないので、ちゃんとくっついているかちと不安だ。

 1999.05.17
 高校以来、オレのラジオ人生の大部分を支えてきたBCLラジオが壊れたので、修理すべくバラしてみる。基本機能は問題ないのだが、スピーカーから音が出ないという症状。

 予想どおり、スピーカーのボイスコイルが切れているようだ。スピーカーそのものの取り替えとなるのだが、元々ついていたスピーカーは口径7.5cm、8Ω・0.5Wのマグネットスピーカーのくせに、コーンのストロークは長い・磁力は強い・フレームがグランドに落ちてるなど、高音質を考慮した代物のようなのだ。
 似たような口径のスピーカーは入手できるだろうが、高音質仕様のものが入手できるかどうかはなんともわからないが、しばらく調査して見るつもりだ。
BCL Radio


 1999.05.16
 半年以上の課題としてきた、−ΔV充電器の改良作業をようやく行った。これは、1C充電ではどうもトラブルが発生するようなので、0.5C充電に修正するというものだ。
 制御ICのコントロールピンの論理変更と、電流制限抵抗の変更だけなので、10分程度で完了した。

 1999.04.30
 おぉっとこんなにはんだごて握ってなかったんですなぁ。実に久しぶり。

 『電車でGO!』専用マシンの製作に当たって、放熱用のファンが小さくて風量が少なそうだったため、交換することにした。また、マザーボード側にファン用電源コネクタが装備されていないため、電源ユニットから分岐するコードを作り、それとつなぐという簡単な作業。ものの5分で終わり。

 1999.01.02
 正月だけ復活するアマチュア無線活動だが、交信していたら突然音声が出なくなるというトラブルが…
 よくよくみるとマイクコネクタのところで接触不良のようだ。とりあえずコネクタをばらしてみるとGNDが見事に外れている。コネクタの配線は昔なら頭の中に入っていたのだが、今は全く覚えていないので、回路図を引きずり出してきてはんだ付けし直す。あっさりと復活だ。

 しかし、リグ本体以外は全部自作なのだが、1年に1回しか使わないのに故障もせず動作してくれるとはすばらしい。このころがもっとも製作技術が備わっていた頃なのかなぁ…。最近では数ヶ月もこてを握らないことがあるというのに。